海外でのトラブル

台湾での盗難被害

日本人の台湾旅行者増加に伴い、財布ごと、もしくはカードのみ盗難に遭う被害が急増しています。

  • 被害の多い場所
    1. 台北市内や近郊の人気飲食店、観光地
    2. 主要な駅や空港
  • 盗難時の状況
    1. 観光地の人ごみのなかで、カバンやポケットから財布・カードを盗まれる
    2. 飲食店で席を外している間や会話に夢中になっている間に、テーブルやカバンの財布・カードを盗まれる

盗難被害を防ぐため、貴重品は必ず携帯し、目を離さないようご注意ください。財布からカードだけを盗まれた場合、気づくまでに時間がかかる恐れがあります。ホテルに戻ったら必ず財布の中身を確認するなど、旅行中は貴重品の管理にご注意ください。

ハワイでの男性を狙った犯罪

悪質な客引きからカードの暗証番号を盗み見され、不正利用される被害がハワイで多発しています。

  • 犯行の内容
    1. 夜間に歩いていると、女性が声をかけてくる
    2. 安くマッサージを受けられるなどの甘い誘いをかけ、カードを持っているか確認してくる
    3. ATMまで連れて行かれ、カードが利用できるか確認するなどと言い、利用時に暗証番号を盗み見る
    4. 店に連れて行き、着替えなどの間に共犯者がカードを盗んだり、他のカードにすり替えたりする

突然見知らぬ女性に声をかけられたときはご注意ください。またATMに暗証番号を入力する際には、第三者に暗証番号を盗み見られないようご注意ください。
暗証番号を盗用された場合の不正利用被害は、たとえ第三者の利用であっても原則補償されません。十分ご注意のうえ、カードおよび暗証番号の管理をお願いいたします。

中国での男性を狙った犯罪

飲食店やマッサージ店などで騙され、高額な請求被害を受けるトラブルが上海・北京で多発しています。
女性に「安く食事ができる」「安くマッサージが受けられる」などと声をかけられて入店すると、会計時に高額な支払いを要求される、というものです。断ると複数の男性が現れ、恐喝や監禁、暴行などで無理やりカードを利用させられ、サインを強要される犯罪です。
悪質な客引きの誘いにはのらないよう、十分にご注意ください。

ATM詐欺

海外ATMでのキャッシング利用にかかわる詐欺が発生しています。
暗証番号を知られないように、またカードを手放さないように注意しましょう。

ケース1
ATM利用時に、「操作方法を教えましょうか?」と声を掛けられ、暗証番号を教えてしまい、その後カードを盗られキャッシング利用されてしまう

ケース2
警官や警備員を装った人物に職務質問として暗証番号を言わされ、気付かない間にカードを盗られキャッシング利用されてしまう

ケース3
現地で知り合った人にキャッシング利用を勧められ、暗証番号を盗み見された上でカードを盗られキャッシング利用されてしまう