人権デューデリジェンス

人権デューデリジェンスの実施とプロセス

ジャックスグループは、人権方針に基づき人権デューデリジェンスの仕組みを構築し、人権への負の影響を防止または軽減を図ります。私たちの事業活動が、人権に対する負の影響を直接引き起こしたことが明らかとなった場合、あるいは、それを助長していることが明らかとなった場合は、その是正・救済に取り組みます。また、取引関係によって私たちの商品・サービスが人権侵害と直接結びついている場合は、是正への働きかけを行います。

人権尊重の推進フレームワーク

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1.影響の特定・評価

ジャックスグループの事業活動で考えられる人権に対して負の影響を与えるリスク項目を洗い出し、深刻度・発生可能性の2軸で評価したものから「人権リスクマップ」を策定しました。深刻度の高い人権課題から優先的に対応を行っています。この人権リスクマップは、今後も定期的に見直しをしていく予定です。

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2.予防・軽減措置

ジャックスグループでは、特定した人権課題リスクごとに、防止・軽減措置を講じます。具体的な取り組みについては、研修の実施をはじめとした教育・啓発活動や社内制度・社内環境の整備を進めていきます。

➀優先的に対応する人権リスク

ハラスメント

社内にセクシュアルハラスメントやパワーハラスメントなどの相談窓口を設け、面談や電話、メール等さまざまな手段を通じて相談に対応し、従業員が安心していきいきと働き続けることができる職場環境づくりに取り組んでいます。また、研修等による継続的な啓発やハラスメントに関する規定・マニュアルを提示して、社員一人ひとりが正しく理解・認識できるよう努めています。

具体的な取り組み事例

  • 職場ハラスメントに関する継続的な啓発
  • 問題事案に関する厳罰姿勢の堅持
  • 内部通報制度(ホットライン)の設置

労働安全衛生

メンタルヘルス対策に関して会社、産業医、健康保険組合が連携し、メンタルヘルス不調を未然に防止するため、ストレスチェックや拠点訪問などを実施して、「メンタル不調者を出さない職場づくり」に取り組んでいます。

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長時間労働

ジャックスグループでは、従業員一人ひとりが心身ともに健康な状態で、安心していきいきと働き続けることが、会社にとって重要であるとの認識のもと、積極的な長時間労働の是正を進めています。労働者の過労は生産性の低下、離職および疾病の増加とつながりがあるとされており、心身ともに健康な生活を送るために過重労働リスク低減に努めています。

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➁教育の実施

人権意識の向上とリスクの低減を目的とした社内教育の一環として、全社員へのeラーニングや階層別研修を実施しています。

➂社内環境・制度の整備

働きやすい労働環境の整備を目的とした各種規程の整備や健康経営DE&Iを積極的に進めています。

➃サプライチェーンの管理

サプライチェーンの皆さまの人権尊重に関する取り組み状況の把握に努めていきます。

3.モニタリング

ジャックスグループ人権方針実現のための推進体制として、取締役会直下のサステナビリティ委員会の傘下に人権対応に特化した「人権委員会」を設置しています。こうした体制のもと、人権に関するデューデリジェンスの実施、人権課題に関する教育、人権に関する相談窓口の設置および運営など、ジャックスグループ一体となった人権意識の向上、人権マネジメントの強化に取り組んでまいります。

4.情報開示

人権尊重の推進に関する各種情報については、統合報告書やホームページ等を通じて説明・開示を行います。

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